衣類スチーマーが欲しいけれど、いろんな種類があってどれを選べば良いのか迷ってしまうという方もいるでしょう。
大きさや機能など、衣類スチーマーに求めるものは人それぞれ違います。
本記事では衣類スチーマーを選ぶ上でのポイントと、おすすめの商品を紹介します。
この記事の目次
衣類スチーマーの選び方「4つのポイント」
衣類スチーマーは、高温のスチームで衣類のシワを伸ばすだけでなく、脱臭や除菌効果も期待できるとあって、人気が高まっています。
アイロンと同じような機能を持ちますが、よりスチームに力を入れている商品が多いようです。
それでは衣類スチーマーの選び方のポイントについて紹介していきます。
衣類スチーマーを使う目的をはっきりさせる
衣類スチーマーを選ぶ上で、どのような場面でどのように使用するかを考えることは重要です。
忙しい朝にささっと使えるものがいいのか、時間がある夜に使用し、しっかりシワが取れるものがいいのかなど、何を目的として使用するかをはっきりさせておきましょう。
衣類スチーマーの種類を確認する
衣類スチーマーと言っても、その種類はさまざまで、大きく以下の3つに分けられます。
- スチーム専用のスチーマー
- プレス中心のスチーマー
- プレス・スチーム兼用のスチーマー
それでは各種類について詳しく見ていきましょう。
「スチーム専用のスチーマー」とは
「スチーム専用のスチーマー」とはハンガーにかかったままの衣類に蒸気を当て、シワを取ることや脱臭に特化した衣類スチーマーです。
スチーム専用のためスチーム力が強く、タンク水量が多いため、頻繁に水の補給をせずに済みます。
ただし、アイロンのように衣類に直接当て、気になる箇所のシワを取るプレス機能には対応していません。
ジャケットやスーツなど、洗濯しにくい衣類への使用が多い、衣類の除菌や脱臭効果を第一に求める、というのであれば、このジャンルの衣類スチーマーがおすすめです。
「プレス中心のスチーマー」とは
「プレス中心のスチーマー」はアイロンのように衣類をプレスしてシワを取ることが得意で、大型のものが多いです。
特徴としては、スチームが強力なこと、大型のため、プレスをかける際に一度にかける面が広いことが挙げられるでしょう。
プレスをしながらスチームをかけるなど、頑固なシワを取り除くことに向いています。
本体が大きく重量もあるので、ハンガーにかけたままの衣類をスチームする場合、長時間かけるのは負担がかかるでしょう。
使用できる状態になるまでに時間がかかるのも、注意すべきポイントです。
プレス・スチーム兼用のスチーマーとは
最後に紹介するのは「プレス・スチーム兼用のスチーマー」です。
一般的に普及している衣類スチーマーはこのタイプのものが多く、プレスとスチームの両方の特性を備えているのが特徴と言えるでしょう。
プレス中心のスチーマーと比べると、小型のものが多く、使いたい時にすぐ使えます。
一方、スチーム力は専用のものと比較すると弱く、頑固なシワは取れにくいです。
プレスに関しても、小型のためにかける面積が小さく、仕上がるまでに時間がかかります。
しかし、片手で持てる大きさと重さ、起動の速さなど、取り回しやすさはダントツだと言えるでしょう。
付加機能を確認する
各衣類スチーマーのジャンル別の特徴以外にも注意したいのが、「付加機能」です。
スチームを噴射する際はボタンを押す必要があるものがほとんどですが、スチームを連続使用する際にずっとボタンを押し続けるのは負担がかかります。
そのような場合でも、ボタンをロックできる機能のついたものなら、スチームが出続けるため便利です。
手入れしやすいか確認する
衣類スチーマーを使用し始めてから気づくことが多いのが、お手入れ方法についてです。
特に注水タンクは水垢やカルキがこびりつくため、汚れが気になってきます。
お手入れのしやすさも衣類スチームを選ぶ上でチェックしておくといいでしょう。
あなたに合ったおすすめの衣類スチーマーはこれだ!
ここからは、おすすめの衣類スチーマーを5つ紹介します。
衣類スチーマーの選び方の参考にしてください。
Panasonic NI-FS340
日本で最も売れている衣類スチーマーとして知っている方もいるでしょう。
脱臭効果は、タバコや汗、飲食臭のほか、加齢臭にも対応しています。
使用できるまでにかかる時間は30秒で、ハンガーにかけたまま衣類のシワも、そのままスチームでさっとのばせるため、忙しい朝には最適です。
重さは665gと軽量で、水タンクは50mlのため、本体と水とを含めても片手で十分に持てます。
プレス面はラウンド型で、ふんわりとプレスするのが得意です。
小型で軽量の使いやすいものを探しているなら、この機種がおすすめでしょう。
アイリスオーヤマ IRS-01
起動時間が35秒以内と速く、脱臭や除菌効果が謳われています。
アイロンとしても使用できますが、スチームに関しては他社製品よりも弱いと言われています。
タンク容量は60mlで、本体の重さは790gのため、やや重みを感じるでしょう。
しかし、価格は安価なため、お手頃価格で手に入れたいという方に向いています。
日立 CSI-RX1
基本スペックとしては、起動時間が30秒で、重さが690g、タンク容量は70mlで、プレス機能も付いています。
プレス機能に関しては、3段階の温度設定ができるのが特徴です。
T-Fal アクセススチームプラス DT8100J0
スチーム専用で、重さは925g(水タンクが空のとき)、容量タンクは185ml、起動までは40秒かかります。
重さはありますが、持ちやすい形状のため、それほど負担にはなりません。
プレス兼用の衣類スチーマーと比較すると、圧倒的にスチーム量が多いのが特徴です。
プレスは非対応ですが、噴射部にヒーティングプレートを装備しており、簡易的なプレス機能を備えています。
小型で強力なスチームのみに特化したスチーマーを探しているなら、おすすめです。
T-Fal トゥイニー NI5010J0
プレス重視の衣類スチーマーで、重さは約1.8kg(水タンクが空のとき)、容量タンクは400gと大型ですが、その分アイロン機能には優れています。
内蔵されているコードを伸ばして水タンクのついた本体を置いたまま、ヘッド部分のみでスチームできるのが特徴です。
衣類スチーマー Amazon公式ランキングも要チェック!
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おわりに
衣類スチーマーを購入したいという意図は人それぞれです。
より快適な日常に向け、自分に合った衣類スチーマーを探してみて下さいね。