2018年現在、パソコンやスマートフォンなどのインターネット機器は、1人につき2台以上を持つことも珍しくありません。
そしてYouTubeをはじめとする動画配信やTV番組のオンデマンド、音楽聞き放題のサービスなどが充実し、音楽や映画はオーディオプレイヤーやテレビ以外の機器で楽しむことが多くなっています。
今回はアクティブスピーカーの選び方のポイントと目的別に厳選したおすすめのアクティブスピーカーをご紹介します。
自分にあったスピーカー選びの参考にしてみてください。
この記事の目次
アクティブスピーカーの特徴
アクティブスピーカーとは、他の機器に接続して使うスピーカーのことで、その内部にアンプ(増幅器)を持つという特徴があります。
例えば、音量の小さなノートパソコンでもこのアクティブスピーカーを接続するだけで、ダイナミックな音楽を楽しむことができるのです。
また、アンプそのものにスピーカーに合わせた設計が施されているため、アンプとスピーカーを組み合わせてみたけれど相性が悪く、迫力ある音が出なかったという失敗もありません。
こうした利点からアクティブスピーカーは、自分の視聴スタイルにあわせて、手軽に高音質を手に入れられるツールとして広がっていきました。
各メーカーもユーザーの変化を敏感に感じ取り、様々な機種を販売しています。
用途目的別 アクティブスピーカーの選び方
アクティブスピーカーを選ぶためのポイントは、どこで使用するのか、操作性はどうか、どんなジャンルの音楽を聴きたいかの3点です。
「場所(どこで使用するか)で選ぶ」
音楽を聴くときは常にパソコンの前にいるという人や、ワンルームマンションなどそう広くない場所であれば、出力は数w程度で十分になります。
反対に広々としたリビングで思い切りクラシックや映画を堪能したいという場合は、最低でも数十wからのハイパワーが必要です。
「操作性で選ぶ」
操作性も場所に関わる部分になります。
目の前で操作するなら音量調節も手を伸ばすだけですが、離れたところから操作することが前提なら、コントローラー付きのものを探さなくてはなりません。
アクティブスピーカーにはステレオミニプラグやUSB、Bluetoothなどの接続方法があり、複数の入力端子を持つものが少なくありませんが、大切なのは音源側の端子と一致していることです。
購入してから接続できず困ったということのないよう、事前に確認しておきましょう。
「音楽ジャンルで選ぶ」
どんなジャンルの音楽を聴きたいかということは、スピーカーがそれぞれ得意としている部分を見る、という意味で外せないポイントになります。
ロックなら重低音、ジャズなら躍動感、クラシックならバランスと空間性を重視したうえで、繊細な音の一つ一つまで表現できるハイレゾ対応のものを選びたいところです。
いま売れてる、おすすめのアクティブスピーカーはこれ!
音質バランス◎、ゲームにも音楽にも「JBL Pebbles」
パソコンでゲームや音楽を楽しむ人に高い評価を得ているのが「JBL Pebbles」です。
カタツムリのような愛嬌ある形のこのスピーカーは、小さなボディで最大2.5wの出力にも関わらず、10畳を超える広めの部屋でも十分な音量を持ちます。
コントローラーはありませんが、1.0kgと軽いため移動も楽です。
入力はUSBと3.5mmステレオミニプラグになります。
音質は柔らかでバランスが取れている事が特徴です。
そのため意外なことにクラシック音楽の愛好家からも好評を得ています。
持ち運ぶならこれ!Sonyの鉄板アクティブスピーカー「Sony SRS-XB10」
あらゆる場所へ音楽を持ち運びたい、という人におすすめなのが「Sony SRS-XB10」です。
出力は5w、重さはたった260gですが、それでもしっかりとした重低音を響かせます。
基本はモノラルですが、2つ購入すればSpeaker Add機能によりステレオでの再生も可能です。
何よりSRS-XB10は最長16時間再生可能、加えて優れた防水機能があり、アウトドアにも気軽に持ち出せます。
コントローラーはなし、接続はBluetoothです。
女性ボーカルやギター、電子音もきれいに再現するので、ポップスやロックをよく聞く人に向いています。
Boseのハイエンドアクティブスピーカー「Bose Companion20 multimedia speaker system」
「Bose Companion20 multimedia speaker system」は、Boseのパソコン向け上位モデルです。
出力は非公開ですが重低音がよく響き、リビングでも使用できます。
本体からのびるタッチセンサー付きのコントローラーにより、軽く触れるだけでボリュームを調整可能です。
Bluetoothはありませんが、ヘッドフォンジャックと3.5mmステレオミニプラグを備えています。
独自システムで俳優のセリフを聞き取りやすく、映画鑑賞に向いた機種です。
コスパ最強!入門用アクティブスピーカー「FOSTEX PM0.3H」
手頃な価格でハイレゾ対応、かつ操作性の良いスピーカーが欲しい、という人には「FOSTEX PM0.3H」がおすすめになります。
出力30wのハイパワーで、20畳ほどのリビングでも音量が不足することはありません。
Bluetoothはなく、接続はアナログ入力と3.5mmステレオミニプラグですが、別売りのコントローラーと組み合わせることで一気に操作性が高まります。
音の明るさが特徴で、高音質でジャズを楽しみたい人にピッタリです。
老舗メーカーONKYOのハイレゾスピーカー「ONKYO GX-D90」
「ONKYO GX-D90」もハイレゾ対応、出力は30wで、広々としたリビングでの使用にも耐えます。
アナログ入力端子のほか、光/同軸デジタル入力端子を備えているため、パソコンやTVはもちろん、CDプレーヤーやゲーム機にも接続できるのが特徴です。
クラシックからポップスまで幅広くカバーします。
アクティブスピーカー Amazon公式ランキングも要チェック!
Amazonが独自集計したアクティブスピーカーの売れ筋ランキングも要チェックです。
おわりに
アクティブスピーカーの選び方のポイント、おすすめのアクティブスピーカーについて紹介しました。
アクティブスピーカーは、接続するだけで音楽環境を引き上げてくれます。
自分に合った機種で手軽に音楽環境をランクアップし、趣味の時間を豊かにしてください。